自己愛の過剰摂取

メンヘラオタクが暇つぶしに何か書きます 

自己嫌悪

感情は思考を鈍らす。自分の理想を相手に押し付けて勝手に期待してしまう自分が嫌だ。

 

人を好きになることが嫌だ。人間にはそれぞれ思考があって感情があるのに、あたかも自分の都合の良いように相手のことを考えてしまう。本来好きという感情はただ相手のことを愛おしく思うためのものなはずなのに、感情の返答を求めてしまう。

 

隣を歩くのが嫌だ。ただ時間と空間を共有していればいいはずなのに、気づいたら相手を求めて触れたくて見て欲しくて醜くなる。ただ笑っていて欲しいだけなのに、その笑みをその目を私に向けて欲しくなる。

 

一緒に遊ぶのが嫌だ。ただ相手が楽しい時間を探して欲しいだけなのに、私もその感情の輪の中に入れて欲しくなる。私の楽しいことを相手にも楽しいと思ってほしくなる。私のわがままに付き合わせているだけなのに、さも相手も喜んでいると勝手に脳が変換してしまう。

 

一緒に××するのが嫌だ。相手の体を心を、私の快楽のために利用したくない。彼女の指が舌が私の気持ちいいところに触れて、ただよがって頭がびりびりしてしまう。私がただ気持ちよくなっているだけなのに、ただ利用しているだけなのに、彼女が私のことを求めているように思ってしまう。そう願ってしまう。ただ好きなだけなのに、ただ愛おしいだけなのに、どうして求めてしまうの。どうして触れて欲しくなるの。

 

ほんとはどう思っているかもわからないのに、どうしてそこに愛があると思ってしまうの。