自己愛の過剰摂取

メンヘラオタクが暇つぶしに何か書きます 

駄目でいれる場所

人は時として駄目になるときって言うのが必要で、別に真面目に生きていてもいいけどそれっていいことばかりじゃなくて、たしかに世間的にはいいことばかりなんだけどその結果自分が我慢しなくちゃいけなかったり自分が辛い思いをしなくちゃいけなかったりして、私は自分の人生を最も大切にするべきだと思っているので、いい子ちゃんになる必要なんて、我慢してまではないんじゃないかなって思います。

 

コミケで中国人コスプレイヤーを集団で囲って心理的負荷をかけた話題がTwitterに上がっていたけれど、コミケももともとは人間の業みたいな、だめな部分を皆でさらけだそうみたいなイベントだった気がする。オタクのキモい性欲をぶちまけた作品をいっぱい描いてそれを売り買いして、見た目がたとえ悪くてもそのキャラになりきりたくてコスプレしたり、女と全く関わりのないオタクたちが女囲って写真撮ったり、そういう醜くいれる場所のイメージがあった。みんな気持ち悪くてみんないいみたいなイベントなのかなと思っていたけれど最近は違うらしい。

 

これはすべてのことに言えるような気がするけれど、人は増えれば増えるほどその環境は平凡でつまらなくなるものだと思う。コミケもそれと同じで、最近ではオタクみんなが楽しめるイベントみたいな感じで、そういう気持ち悪さはどんどん排除していこうという傾向があると思う。もともと人の駄目な部分をみんなでさらけ出そうというものだったのに、どんどん人が増えていって、どんどん平凡なものになっていくのかなって思います。そりゃ人を傷つけたりするのは良くないことなんだけど、人のだめな部分っていうのは必ずあるんだろうし、そういうものが発散できる場所がまた一つ減ったのかなとも思いました。

 

それだけです。