自己愛の過剰摂取

メンヘラオタクが暇つぶしに何か書きます 

世界の観測者

私は世界である。世界は世界であるために私を作り、私は私であるために世界を作った。

 

私はなにでできているのだろう。たんぱく質や骨、血液などの話ではない。私が私であるための理由だ。肉塊では世界を観測できない。世界は観測するものがいて初めて世界である。私は世界が世界であるために生きている。

 

私は世界によってできている。親は友人、制度など。世界によって私は作られた。世界は観測者を人間に定めた。なぜだかは分からない。知恵があっても力があったら世界を壊せてしまうから、か弱く、しかし観測するに足りうる能力は含むことのできる人間が作られたのだと思う。人間は協力しなければ生きていけない。世界のことを理解していないと生きていけない。観測者たる所以。

 

私はなにでできているのだろう。口うるさい親や私を煩わしいと思ったのかいじめてきた他者、か弱い私を同族だと思い仲良くしてくれた〇〇ちゃん、インターネットで嘘に包まれながら優しさを作り出したみんな。

 

世界は無数にあり、人間によってときに重なりながら観測され続けている。私は弱者に選ばれた。世界の中の、人間の弱者。世界を広く観測するための底辺。

 

私はなぜ私なんだろう。世界に決められた私。私はいつまで私なんだろう。私はいつ私を止められるの?私は本当はなんなの?

 

分からないなにも分からない。いつまでこんなことが続くのだろうか。もういいのではないか?世界は広い。私一人いなくても変わらない。止めてはいけない?止められる?どうやって?逃げれない?なにから?世界から?自分から?

 

世界は本当にこれでいいのか。なにも分からないまま朝になる。